第1回テーマ
身近なウエア、
Tシャツ。
シンプルな製品だからこそ、品質の良し悪しを実感しやすいアイテムといえる。
配色や身頃にあしらう刺繍などのデザインはもちろんだが、やはり「着心地」や着た時のシルエット、フィット感などが大切になる。小さな子どものためのTシャツであれば、なおさら。
ミキハウスのTシャツ生地は、通気性、吸水性が良い綿100%の天竺。天竺という生地は使用する糸の細さにより風合いが変わる。薄手の夏向けTシャツだけでなく、あたたかくしっかりとした生地の長袖Tシャツもある。Tシャツの生地ひとつとっても、どんな綿を使い、どのように糸を紡ぎ、どんな太さの糸をどのような編み方で生地にするのか、季節感や着心地に合わせ、とことん選び抜いた素材を使うのがミキハウスだ。
「ミキハウスの商品は何回洗っても型崩れしない」そんな感想を耳にしたことがあるかもしれない。その背景には、長い間使うことができ、「着心地の良さ」を極めるためのこうした丁寧な素材選びがあるのだ。