第3回テーマ
がんこさと技術屋魂が築き上げた「誇れる生地」と「最高のタオル」
ミキハウスには、長年愛されている代表的なアイテムがいくつかある。
「トレーナー」はそのひとつ。背中に大きなロゴプリントがデザインされたトレーナーをご存じの方は多いことだろう。そして、ミキハウスの「タオル」を愛用されている方も多いだろう。
それらの着心地や使い心地を決めるのは、カッティングや縫製はもちろんだが、なんといっても原料である糸と生地の品質と言える。
今回は、技術者として、40年以上にわたりその「糸」そして「生地」づくりに取り組み、ミキハウスのトレーナーの生地である「裏毛パイル」と最高のタオルに使われる「アメリカン・シーアイランドコットン」という「夢のコットン」で究極のタオルづくりに取り組んだひとりの「紡績マン」の物語をご紹介しよう。